さて、前回の続きプリンセスラインでありますが、これが何かと言うと…
京都女子大と京都駅、四条河原町を結ぶ、路線バスなんです。京都女子大のスクールバスかと思っていましたが、そうではないようです。路線バスなので誰でも乗れるのです。
しかーし!!バス停の数が少ないので、今まで、なかなか乗るチャンスに恵まれませんでした。七条まで来れば、バス停があるはずです。
「今日は、プリンセスラインに乗って四条河原町まで出て帰ろうよ。」と息子に言ってみました。息子は「なんで?市バスの定期券有るんやから、市バスで良いやん。」と言いました。
「知らんのかいな。あれ乗ったらプリンセスになれんねんで。だって、バス停にかぼちゃのバスの絵が書いてあるもん。」(←嘘です。テキトーな性格です。)
「俺、市バスで帰るわ!」とお年頃の息子は、プリンセスになりたくなかったらしく、市バスで帰ってしまいました。
そこにプリンセスラインがやって来ました。(東山七条バス停に居ました。)路線図では、どうも四条河原町に行かないバスのような気がして、運転手さんに聞いてみました。
「四条河原町にいきますか?」と私。「行きません。」と運転手さん。残念乗れなかった…。
残る手段としては、終点の京都女子大まで歩く…。終点なら、四条河原町行きバス、来るでしょう。面倒だけど、乗ってみたいし頑張るか。
東山七条 智積院が見えます。
大仏前交番とあります。しかし、大仏はもう無いのです。地名として残っているのでしょう。秀吉が作った大仏(地震で壊れたとのこと。)を指している名前のようです。
大仏は無くなったけれど、今でも、この交差点を北に曲がると、方広寺と豊国神社があります。「国家安康、君臣豊楽」と刻まれた、大阪冬の陣の原因となったと言われる、あの!有名な鐘があります。
ここ京都国立博物館も、かつては方広寺の敷地だったとのこと。秀吉の力のほどが伺い知れる広さです。
女坂と呼ばれている坂です。由来は、京都女子中学校、高等学校、大学の皆さんが通るからだそうです。プリンセススロープですな。
豊国廟の参道です。
京女の「錦華殿」 ホントにプリンセス住んでそう。
女坂をふーふー言いながら、やっと京都女子大前バス停に着きました。
前にある大きな灯籠の存在で、プリンセスと言うよりは、「姫!殿!」と呼びあいたくなる和風な雰囲気に見えなくもない感じ。
では、ここから乗りましょう。
大阪市バスのお古車両と聞いていましたが、新しいのがやってきたようです。近未来的。
大谷本廟の前を通って…
八坂神社の前を通って…
窓が大きいから、外が良くみえます。
プリンセスラインは、レストラン菊水の前を進みます。
菊水の壁にオッサンひっついてる… 今まで、気づいてなかったです。
四条河原町に着きました。いつもと様子が違います。交通が規制されています。
祇園祭の後祭のようです。今年は、コロナの影響で山鉾巡航無しです。
早くコロナの流行が終わりますように。