石切劔箭神社の鳥居 珍しい形ですよね。
大阪府東大阪市にある石切劔箭神社にお参りしてきました。(以下石切神社と表記)
神社横には、広い青空駐車場が用意されています。上の写真の車の列は、その駐車場に入る為に並んでおられるものです。人気の神社なので混んでますね。
残念ながら、我がキャンカーは普通の車より車高が10センチ程高く、こちらに駐車することは不可とのことでした。縦横のサイズ的にはコンパクトカーサイズなんで、青空駐車場なら駐車しても迷惑ではないと思うんですけどね。でも大抵、こんなふうに疎外されてしまいます。キャンカーならではの哀しみですな。
でも大丈夫。akippaで予約していた神社の東にある民間駐車場に車を停めに行きました。一日550円、15分41円という格安の駐車場です。
ほんまakippaのおかげで、どこに行っても安くて寛容な駐車場が見つかります。ありがとう!akippa。ありがとう全国のakippa駐車場オーナー様!
その駐車場付近から見下ろした大阪平野です。さすが、大阪市はビルが高いねえ。
石切神社は生駒山地の山麓に鎮座しておられます。ですので、その東側というとこのような山の中腹、高台になるわけです。ここから見た夜景はきれいでしょうね。
さて、では石切神社に向かって、山を下って行きます。ここは近鉄電車石切駅近くの石切参道入り口付近です。
珍しい懐かしの丸ポストです。現役みたいですよ。
ここが、石切参道山側入り口です。なかなかの坂でしょう。
あれえ、全然人がいませんね。子供の頃、何度もお参りに来ましたが、いつも人でぎゅうぎゅうだったのにねえ。高齢化に、この坂はキツいかなあ?
ここは、写真で見て分かっていただけると思いますが、占いさんの多いところなんです。石切さんは病気平癒の祈願をするところなので、悩める人は占いさんにみていただくのでしょう。
今日、石切神社にお参りに来た訳は、石切丸という刀が展示されているので見てみたいという息子のリクエストに応えたからなのですが…。その刀の名前にあやかっているのでしょうか、アヒルちゃんの名前にも丸がついています。
お不動さんがおられました。
石切さんというと、漢方のイメージがあります。子供の頃、石切参道の漢方薬屋さんで、木製のミステリアスな人体標本をドキドキしながら見るのが楽しみだったのですが、今回は見当たらなかったです。廃業なさったのでしょうか。時の流れに無情を感じます。
ここのお地蔵さんの小石をいただくと、首より上の病気に効くとのこと。
下の方に来たら、人影が見えてきました。ほっとしたよ〜。
こういうお店を見ながら歩くの楽しいです。
たこ焼きかと思っていたら、明石焼きでした。ここのお店、行列ができていて大繁盛でした。この商店街には明石焼きの店が、もう一軒ありました。大阪のたこ焼きを差し置いて、何故?2軒も明石焼き?確かに美味しいけど…。
石切名物紅梅焼
ここは、刀鍛冶さんのお店だそうです。十五代も続いてるなんてすごいですよね。
本堂前です。流石に人がたくさんおられます。
この方たちが何をなさっているかというと…。
お百度を踏んでおられるのです。若い人たちもたくさん…。みなさん真剣に、猛スピードでぐるぐる歩いておられます。
その姿を拝見して、40年前の辛かった自分の気持ちを思い出しました。父が癌を患い、闘病生活が始まった頃、母と一緒にここでお百度を踏んだのです。家族が生きる事に必死だった頃でした。
胸がぎゅーっと締め付けられたその時…。
私の手に、トンボが停まりました。このトンボ、近づいてきて、しばらくホバリングしていました。私の手に停まりたくて停まりたくて仕方ないように感じたので、手を差し出してみると、満を持したように私の手に停まりました。
人が亡くなると、トンボや蝶にのって訪ねてくるって聞いたことがあります。クライアントさんが、「息子が亡くなってから、毎日庭にトンボがたくさんくるようになったんよ。」って言われていました。
「パパがトンボに乗って来てくれたんかな?」
パパ、私は大丈夫だから安心して。元気にやってます。親戚や友達や職場の人に、とっても大切にしてもらって…。
やっぱり石切さんて、パワースポットなんやと感激した体験でした。